試合には敗れた長谷部だがフル出場を果たし、奥寺康彦氏の持つブンデスリーガ日本人最多記録に並んだ。この偉業を称えてブンデスリーガ公式サイトも、ドイツでの長谷部の経歴を振り返っている。
2008年2月2日のブンデスリーガデビューから、出場12試合目の初ゴール。ヴォルフスブルクでのマイスターシャーレ獲得や、GKの退場に伴い急きょゴールマウスを守ることになったときの様子が写真で特集された。
試合後にインスタグラムを更新した長谷部は、奥寺氏の記録に並んだことを報告。だが30年以上前と現在では、単純に比較できるものではないと先人の遺業に改めて敬意を表した。
「奥寺氏が活躍された時代の方がサッカーもそれ以外の環境も大変だったことは想像に難しくありません。奥寺康彦氏の功績に改めて尊敬の念を抱くと共に、自分自身は今のチームの苦しい状況を先頭に立って乗り越えていきたいと思います」
長谷部のインスタグラムには記録達成を祝福する、「これからもどんどん記録を伸ばしていって下さい」「謙虚な姿勢、尊敬します。いまのチームの状況は良いと言えないかもしれませんが、ここから挽回していくと信じて応援しています」「おめでとうございます!怪我などに注意して、これからも記録更新し続けていって下さい」「長く最前線に立ち続けることは大変なことだと思うので、本当に尊敬しています。これからも頑張ってください」などのコメントが多く寄せられている。