FA杯5回戦で3部のミルウォールに敗れた試合後、レスター・シティのクラウディオ・ラニエリ監督は、「もっと選手たちにはファイトする姿を見せてもらいたい」と語った。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)がある関係で、10日間で3試合を戦うレスター。ラニエリ監督は岡崎慎司を先発で起用したほか、今シーズン出番の少ない選手を多くスタメンに送り出した。
結果的に敗れたがローテーション制を敷いたことは間違いではなかったと言う。
「私は落胆などしてないよ。ダービー戦では10人の選手を変えて、その試合をものにしたからね。このような時期にはチャンスを与える必要があるんだ。良いプレーをしていて勝っているなら、あまり多くを変えてはいけない。同じチームで続けていくんだ。だがプレーが良くなく、また負けるようならほかの選手にチャンスを与えねばならない」
ファイトする姿勢がほしいと話すラニエリ監督。いまのチームに必要なのはグラディエーター(剣闘士)だと早口に語る。
「選手たちと話をしてまた言いたいことがある。いまの我々はすべての試合でファイトしなければならない。我々はファイトしたいのだと言ってくれ。私に必要なのは戦士なのだからね。グラディエーターを必要としているんだ。逆にミルウォールのほうが素晴らしいグラディエーターだった」
《岩藤健》
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