先にスコアを動かしたのは鹿島だった。前半39分にエリア手前でFKを得ると、遠藤康が利き足の左で決めて先制する。さらに前半43分には再び遠藤がこぼれ球を押し込み2-0で折り返した。
このままでは終われない浦和も後半に興梠慎三、長澤和輝、関根貴大を投入する。交代策が実ったのは後半29分、エリア内で興梠が倒されPKを獲得。自ら決めて反撃の狼煙を上げると、1分後には武藤雄樹の同点ゴールで追いついた。
連続ゴールで勢いは浦和にあると思われた。しかし後半38分、浦和はゴール前で遠藤航が判断を誤り、バックパスを鈴木に拾われて決勝ゴールを許した。
【FUJI XEROX SUPER CUP】
— Jリーグ (@J_League) 2017年2月18日
試合終了!#鹿島アントラーズ 3-2 #浦和レッズ
鹿島が #遠藤康 #鈴木優磨 のゴールで粘る浦和を振り切り
今季初タイトルを獲得
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この試合にファンからは、「優磨のゴールは良かったけど連続失点は心配だね。特に左サイドが狙われてた」「また強い鹿島が見たい。今年も期待してます」「昨年末から石井監督の采配が当たり続き」「1点ビハインドでも4分あったアディショナルタイム。まったく勝ちへの貪欲さが見えなかった」「大事な試合で勝てない理由みたいなものが見えた」などの声が寄せられている。
殊勲弾の鈴木だが、自身が後半20分に出場してから立て続けに失点したことを挙げ、「ちょっと納得いってないですね」と試合後は首を捻る姿もあった。
25日のJリーグ開幕に加え、合間にはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いも入ってくる。
「ここから過密日程に入ってくるので全員で乗り切って勝てるように頑張りたい。ACL獲りたいという気持ちは全員持ってますので、獲れるように頑張りたいです」
#鈴木優磨 (#鹿島アントラーズ )「(パフォーマンスは)9番になったのでやろうと」
— Jリーグ (@J_League) 2017年2月18日
FUJI XEROX SUPER CUP 2017の試合後インタビューです。明治安田生命J1リーグは2月25日(土)開幕! #Jリーグ開幕https://t.co/K5SxzAeMvq pic.twitter.com/CqbOODnRaI