格闘技イベント『UFC208』が2月11日に開催される。メインイベントでは新設の女子バンタム級初代王者を懸けて、ホリー・ホルムとジャーメイン・デ・ランダミーが激突する。
ホルムと言えば女子ボクシングの世界3階級王者から総合格闘技へ転身。2015年11月に行われた『UFC193』にて当時女子バンタム級に絶対王者として君臨していた、ロンダ・ラウジーをハイキックでKOしたことで評価を高めた。
しかし、せっかく手にしたタイトルも初防衛戦でミーシャ・テイトに敗れ陥落、続くヴァレンティーナ・シェフチェンコ戦にも敗れて目下2連敗中だ。元女王と言えど、これ以上負け続ければ立場が危うくなる。
ボクシングの伝統が息づく街ブルックリンでの試合を前にホルムは、「ブルックリンに来て興奮しないわけがない」と試合開始を心待ちにしている。
「ボクシングの歴史が刻まれた街で戦えることを嬉しく思う。情熱を持ってボクシングとMMAに取り組んできた。だからボクシングの歴史と関わりが深いブルックリンで戦えることは、私にとって大きな意味がある。私はファイターで戦いのすべてが大好きだ。ボクシングもMMAも大好きだ。ここで戦えることは最高なことだと思う」
《岩藤健》