サッカーのスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)準決勝セカンドレグが2月7日に行われ、3連覇を目指すバルセロナがアトレティコ・マドリードと1-1で引き分けた。初戦に2-1で勝利していたバルセロナが、2戦合計スコア3-2で決勝へ進んでいる。
両チーム合わせて11枚のカードが飛び出した乱戦は前半43分、ルイス・スアレスのゴールでバルセロナが先制した。
後半12分にバルセロナは、セルジ・ロベルトが2枚目のイエローカードで退場。アトレティコも後半24分にカラスコが退場して、ともに10人でのプレーとなる。さらにバルセロナは終了間際、スアレスが2枚目のイエローカードで退場した。
後半38分にケヴィン・ガメイロのゴールで追いつかれながらも、それ以上の失点は防ぎ決勝に駒を進めたバルセロナ。しかし、決勝ではスアレスとロベルトが出場停止となる。
一歩及ばなかったアトレティコのディエゴ・シメオネ監督は、試合後の会見で「チームを誇りに思いたい」と選手たちを称えた。
「我々にはチャンスがあったと思う。30分か35分間は素晴らしいパフォーマンスだった。チャンスを生み出し積極的に戦い、良いプレッシャーをかけられていた。常に相手に襲いかかろうとしていた。チームの戦いぶりは誇らしく感じている。もし自分がアトレティコのファンだったならば、また日曜日にチームを応援したいと思えるはずだ」
《岩藤健》
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