ドイツ・ブンデスリーガ第19節が2月4日に行われ、原口元気のヘルタ・ベルリンはFCインゴルシュタットと対戦。試合は前半1分に原口が先制ゴールを決め、そのまま1-0でヘルタが勝利している。
ベンチスタートが続いていた原口だったが、4試合ぶりの先発出場でさっそく結果を残した。左サイドを突破したサロモン・カルーがグラウンダーのクロスを送ると、これがファーサイドにいた原口の元へ。原口へ右足でダイレクトに合わせ、チームに3試合ぶりの勝利をもたらした。
「サロモンは奇想天外なプレーをするので、あまり読めない。(自分へのクロスを)彼が狙ってたかどうかは分からないですけど、イビシェビッチの後ろで待っていたらボールが来るかなと思っていた」
試合後に冷静な口調でゴールシーンを振り返った原口。待望の今シーズン初ゴールは、結果がほしい中で気持ちがこもったと話している。
「僕にとってすごく大事な試合だった。3試合先発を外れていたし、チームとしても個人としても結果がほしかった。そういう強い気持ちがボールに乗ってくれたかなと思います」
この勝利によりチームは5位に浮上した。
《岩藤健》
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