今年5月にドイツ・ブンデスリーガのマインツから移籍してきたカリウス。新たな正GKとして期待を集めたが、イングランドでは不安定なプレーに実力を疑問視する声が増えていた。
第6節からスタメン起用が続いていたカリウスをベンチに置いたクロップ監督。だが、今回の措置は世論に押されたわけでも、カリウスを見限ったわけでもないと会見で話した。
「私はカリウスがどれくらい優れているか知っている。最近いくつかの試合ではそれを示すことができなかったが。私は世論の圧力に興味はない」
クロップ監督は「ミニョレもカリウス同様に良いGKだ」とコメント。カリウスの起用を押し通し続ける理由はないとした。
Safe to say Jurgen Klopp was pleased to return to winning ways! ??https://t.co/eO3tmq3guq
— Liverpool FC (@LFC) 2016年12月15日
カリウスへの変わらない信頼を口にし続けるクロップ監督。それは本心だと思うが、自信喪失気味の若手GKには、自分を見つめ直す時間も必要だ。ここからカリウスなら復活できると信じてのスタメン外しだろう。
今節で見せたクロップ監督の決断にファンからは、「今のカリウスを見たら自信を失っているし、彼を守るためにもこのタイミングでGK交代はありだと思う」「ここから立ち直れるかでカリウスの真価が問われる」「カリウスも才能あるのは分かってるから腐らず頑張っておくれ。今の状況だと若手GKを育てながら戦い続ける余裕はないんだよ」「ミニョレのクリーンシートはカリウスにもいい刺激になったろ」などの声が寄せられている。