第15節まで消化したイングランド・プレミアリーグでは現在、チェルシーが勝ち点37で首位に立っている。それに続くのが勝ち点34のアーセナル、勝ち点31のリバプールだ。
アーセナルを率いるアーセン・ベンゲル監督は、リーグ戦9連勝と快進撃が続くチェルシーを「彼らは優勝候補の一角になると思う」と評価した。だが、一方で「絶対的な存在ではない」とも話している。
「現時点において極めてよくやっているチームのひとつだ。上位にいるすべてのチームと同じように、彼らもそれを維持しなければならない。現時点で飛び抜けた優勝候補はいない」
上位チームの多くに優勝の可能性があると見ているベンゲル監督。こうした状況で試されるのは一貫性と継続性だと話す。
「リーグ全体を見れば問題となるのは継続性だ。優勝候補に挙げられたチームは毎回苦しんだり、優勝を逃したりする。とてもオープンな状態で、とても興味深い展開だ。だが同時に、一貫性という途方もない挑戦に臨んでもいるんだ」
《岩藤健》
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