堅い展開でスタートした試合は、徐々に金沢が主導権を握り始める。そして前半34分、金沢は中美慶哉がエリア内で倒されPKを獲得。これを自ら決めて先制した。
1-0で折り返した金沢に決定的な2点目が生まれたのは後半24分だった。右サイドで粘った馬渡和彰から山崎雅人がパスを受けクロス。ゴール前で中美が合わせ突き放す。
【ゴール動画】中美 慶哉(金沢)が右からの低いパスをゴール前で受け、今日2点目となる追加点を決める!J2・J3のゴール動画を公開中!▼ https://t.co/8bhI5dfTGw #Jリーグ pic.twitter.com/935GWym3pX
— Jリーグ (@J_League) 2016年12月4日
追いつきたい栃木だったが、後半26分に退場者を出して万事休す。
ホームでJ2残留を決めた金沢にサッカーファンからは、「ツエーゲン金沢残留おめでとう!」「ツエーゲン残留!おめでとう! ザキさんの最後までの全力疾走に涙出たわ」「ツエーゲン金沢のみなさま、おめでとうございます!」「ツエーゲン金沢、仕上げてきたなー。残留お見事!」などの声が寄せられている。
この試合が金沢で指揮を執る最後のゲームになった森下仁之監督。試合後に組んだ円陣では、「入れ替え戦をやったがJ2残留には変わりない。胸を張って来年は大暴れしてほしい」と選手たちに別れを告げた。