ドイツにサッカーが伝わった時代を映画で学ぶ…CINEMA EDUCATION PROGRAM | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

ドイツにサッカーが伝わった時代を映画で学ぶ…CINEMA EDUCATION PROGRAM

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解説付き上映イベント「CINEMA EDUCATION PROGRAM」(イオンシネマ幕張新都心)
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神田外語大学は11月25日、解説付き上映イベント「CINEMA EDUCATION PROGRAM」をイオンシネマ幕張新都心で開催する。上映作品は「インフェルノ」(トム・ハンクス主演)で、開演前に同大外国語学部アジア言語学科インドネシア語専攻 吉田京子講師が作品について解説する。

解説のテーマは「救済の文学:ダンテの『神学』とムハンマドの昇天伝説」。鑑賞料は1300円(前売り1000円)。

同大学は、イオンエンターテイメントとタッグを組み、映画鑑賞を通じて外国の文化や言葉、社会背景を楽しく学べカルチャープログラム「CINEMA EDUCATION PROGRAM」を共同開発。国内シネコン業界初となる「映画を軸とした産学連携のカルチャープログラム」で、学生が主体となって上映ベントを制作・実施していく。

9月14日に開催された第1弾は、ドイツ・サッカーの創始者と言われる実在の英語教師コンラート・コッホを描いた『コッホ先生と僕らの革命』を上映。ドイツ版『いまを生きる』とも呼ばれた作品で、自らを犠牲にしてまで真の教育を授けようとする教師と、心を閉ざして生きてきた少年たちの実話をもとにした作品だ。

解説は同大外国語学部国際コミュニケーション学科 河越真帆講師で、イギリス王国、フランス王国、プロイセン王国、オーストリア帝国、ロシア帝国の5国によるウィーン体制の時代背景を振り返り、「19世紀の英独関係」を説明。

「映画は、イギリスからドイツ初の英語教師として渡独したコッホ先生が、ドイツにサッカーを紹介した時代を、丹念に描いている。ドイツでは、『戦争するなら、フランスの次はイギリスだ』という声があがり、反英国感情もあった。でもコッホ先生は、根気強くドイツにサッカーを紹介していった」(河越講師)

60代男性来場者は、「先生の説明が付くこうした上映会は初めて。質疑応答の時間もあって、僕が聞きたいことを、ほかの人が質問してくれたから『そうそう、そこが知りたかった』と、同じ疑問を持つ人がいると思うと楽しかった」と話していた。
《大野雅人》
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