香川真司の所属するボルシア・ドルトムントは10月1日、ドイツ・ブンデスリーガ第6節でレバークーゼンと対戦し0-2で敗れた。香川は後半26分から途中出場した。
試合開始からホームのレバークーゼンが激しいプレス。積極的に仕掛けて立ち上がりから得点機を演出。前半10分にはアドミル・メーメディが先制点を奪った。
追いつきたいドルトムントだが、ピエール=エメリク・オーバメヤンのシュートはGKにキャッチされ、前半終了間際にウスマン・デンベレが放ったシュートは枠をとらえられなかった。
後半も激しくやり合う両チーム。ドルトムントはオーバメヤンがGKと1対1の場面を迎えるも決められず、スコアが動かないまま試合は残り10分に差し掛かる。
途中出場の香川は攻撃を活性化させようと積極的な動きを見せ、デンベレに縦パスを通すなどした。だがドルトムントはゴールが遠い。
両チーム決め手を欠くなかでレバークーゼンに待望の追加点が生まれる。後半34分にハカン・チャルハノールの折り返しを、ハビエル・エルナンデスが滑り込みながら合わせた。
首位のバイエルンがケルンと引き分けたため、勝ち点差を縮める絶好機だったが、早くも今季2敗目を喫したドルトムント。連戦の疲労か精彩を欠いたチームには、「こういうところで勝ち点落とすのはいただけない」「バイエルンが引き分けたのに、いっつもこんな感じだよな」「バイエルン以外の相手に勝ち点0は厳しいな」「レアルの次にレバークーゼンはきつかったか」「こうしてバイエルンに直接対決で勝つしかなくなり、優勝を逃すのがパターン」などの声が寄せられている。
この試合でリーグは代表戦により13日間の中断に突入。ドルトムントは再開初戦の次節、14日にホームで原口元気のヘルタ・ベルリンと対戦する。
《岩藤健》
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