保護犬・保護猫がテーマの写真展「みんなイヌ、みんなネコ」開催 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

保護犬・保護猫がテーマの写真展「みんなイヌ、みんなネコ」開催

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保護犬・保護猫がテーマの写真展「みんなイヌ、みんなネコ」開催
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朝日新聞のペット総合メディア「sippo(しっぽ)」主催による特別写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が2016年9月21日(水)~22日(木)、代官山T-SITEのガーデンギャラリーにて開催される。

sippoは、ペット情報に加え、獣医師相談や動物病院検索などペットオーナー向けのサービスも提供するウェブサイト。9月20日(火)には写真展の内覧会と記者発表会が行われ、開催の意図などが説明された。

会見では主催者挨拶として、メディアラボの堀江隆室長が登壇。「写真展を通じて、飼い主のいない猫や犬の存在を知っていただきたい。そしてペットを受け入れる際に、保護犬・保護猫が選択肢にならないかということを、写真を通じてメッセージを伝えていきたい」と述べた。

続いて、ゲストとしてモデルの浜島直子さんとペット業界を長らく取材してきた朝日新聞の太田匡彦記者のトークショーが行われた。浜島さんが飼っているシーズー犬のピピは、6年ほど前に愛護団体からゆずりうけた元保護犬だ。

ピピを迎え入れたときは感情が抜け落ちていたようだったと言い、「いっしょに生活する仲間として歩み寄っていこうと思って。エサをあげるときは人間の手はやさしいんだよと声をかけたり、ベッドは気持ちいい場所だよ、と教えてあげたりすることで、ちょっとずつ心を開いていきました」と話した。

太田記者によると、行政に引き取られた保護犬・保護猫は15万匹余り。そのうち10万匹が殺処分されているという。動物愛護法が2013年に改正され、殺処分ゼロを目指す文面が盛り込まれたが、まだ多くの犬猫が殺処分されている。

太田記者は「日本の場合、ペットの生体販売が大規模チェーン化している。ひとつのチェーンが100店舗持って2万匹・3万匹を売っている。大量遺棄や劣悪な環境での飼育など、不幸が再生産される仕組みが残っている。ペットショップ繁殖業者など業界に対する規制強化を含めた福祉・愛護のありかたが問われている」と問題を提起した。

特別写真展では、sippoのインタビューに登場した著名人と愛犬、愛猫が一緒に写った写真や、インスタグラマーの犬や猫の写真をおよそ80点展示。展示予定の著名人は、宮本亜門、滝川クリステル、浅田美代子、藤野真紀子、浜島直子、柴田理恵など。会場は愛犬と一緒に入場可能で、募金もおこなう予定だ。

開催日時は、9月21日(水)9時~20時、22日(木)9時~19時半。入場無料。
《編集部》

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