酒井宏樹の所属するオリンピック・マルセイユは9月18日、リーグ・アン第5節でオリンピック・リヨンと対戦し0-0で引き分けた。先発した酒井は5試合連続でフル出場している。
前半からホームで劣勢に立たされたマルセイユ。左サイドからのボールにグナリ・マックスウェル・コルネが飛び込んだシーンでは危なかったが、ゴール判定システムによりノーゴールとされた。
後半に入ってマルセイユも決定機を作るが、バフェティンビ・ゴミスのシュートはサイドネット。相手の不用意なパスを奪ってクリントン・エンジがGKと1対1になるもシュートは外れた。
試合は両チーム無得点のまま終了した。
マルセイユのフランク・パッシ監督は試合後の会見で、「勝ち点1は満足すべきだ」と結果にコメントしている。
「良い選手がいる実力のあるチームなので苦戦した。だが試合終盤に決定的なチャンスがあったので悔しさも残った」
リヨンからの勝ち点1獲得に概ね満足のパッシ監督。チームの今後に関しては、「私は開幕から楽観的だ。このチームは成長する」と話した。
「チャンピオンズリーグ出場チームの相手に対し、我々は(試合前)勝ち点4しかなかった。難しい試合でうまく戦えた。最後のゴールが決まっていれば誰も文句は言えなかっただろう」
新天地で監督の信頼を勝ち取った酒井。フランス1年目の挑戦は続く。
《岩藤健》
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