楽天の安樂智大が9月18日の西武戦に先発し、8回を7安打1失点に抑え、1ヶ月ぶりの今季2勝目を手にした。
高校時代に最速157キロを計測したことから、豪腕のイメージがある安樂。だが2年目のシーズンを迎え、着実にプロ仕様の投手にモデルチェンジしている。
ランナーを出しながらも要所でカーブやスライダーを効果的に使い、一発がある西武打線の狙いを外し続けた。八回に中村剛也の内野安打で1点を失うが、課題だった中盤を乗り越えた。
プロ初の完封を逃した安樂だが、「そう簡単にはできるものではない」と気にしてない様子。それよりも今後に向けては、「チームが勝てるような投球をできるように頑張って行きたいと思います。また応援よろしくお願いします」と抱負を語った。
プロのピッチャーとして形ができてきた安樂にファンからは、「変化球、制球、球威と全体のバランスが良い感じになってきた。課題のスタミナも克服してきたし、来季は開幕からしっかりローテに定着してほしい」「高校時代の剛速球はもう見れないかもしれないが、テクニックとコントロールを磨いていい投手になってほしい」「スピードよりコントロール、投球術をテーマに来年は頑張ってほしい」「安楽君おめでとう! 凄いピッチャーになると信じてますよ」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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