日本代表FW岡崎慎司のレスター・シティは9月17日、イングランド・プレミアリーグ第5節でバーンリーと対戦、イスラム・スリマニの2ゴールもあり3－0で勝利した。岡崎はベンチ入りしたが出場はなかった。
リヤド・マフレズが得意のドリブルからバーンリー陣内を切り裂きゴールに迫るなど、前半の早い時間帯から見せ場を作ったレスター。主導権を握った試合で先制点は前半アディショナルタイムだった。左サイドからのFKにスリマニが頭で合わせゴールネットを揺らす。
追加点は後半3分。右サイドからドリブルで仕掛けたマフレズがグラウンダーのボールを入れると、ジェイミー・ヴァーディのかかとに当たってスリマニのもとへ。これを頭で押し込み2－0とした。
後半33分にはマフレズのクロスが相手のオウンゴールを誘い、レスターが3点差で快勝した。
今夏の移籍市場でクラブ史上最高額となる、移籍金3000万ポンド（約40億円）で5年契約を結んだスリマニ。早くも結果を出したアルジェリア代表FWに、クラウディオ・ラニエリ監督も満足している様子だった。
「スリマニにとっても良かったし、チームにとっても良かった。スリマニはとても良いプレーを見せた。2得点を決めただけでなく、ヴァーディーやほかの選手たちとの連携も良かった。90分間を通してプレスし続けた部分も良かった。プレスをかけ続けられるからこそ獲得した」
出場したら最後までプレスをかけ続けるというのは、昨季の岡崎が評価された部分でもある。それに加えてゴールというFWにとって最大のアピールポイントも持っているスリマニ。
「カップ戦では少しメンバーを替える。チームには良い選手がたくさんいる。（チャンスをもらう選手は）私に何ができるかを見せる良い機会になるはずだ」
20日のキャピタル・ワン・カップでチェルシーと対戦するレスター。ここが岡崎にとってはアピールの場となりそうだ。
《岩藤健》
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