【オビナタの世界放浪記】「ここは日本か?」ブラジル・サンパウロの東洋人街「リベルダージ」地区を訪ねた結果 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【オビナタの世界放浪記】「ここは日本か?」ブラジル・サンパウロの東洋人街「リベルダージ」地区を訪ねた結果

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【オビナタの世界放浪記】「ここは日本か?」ブラジル・サンパウロの東洋人街「リベルダージ」地区を訪ねた結果
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ブラジル・サンパウロ。南米大陸最大の近代都市かつ、世界最大の日系人が住む街だ。日系ブラジル人の約70%、約100万人が在住していると言われている。

なかでも日本人移民の存在を強く感じることができるのは、東洋人街「リベルダージ」。その様子をレポートする。長期海外旅行者にとって、日本食を味わえたり、どことなく日本らしさを味わえる場所は貴重だ。

日本語新聞、サンパウロ新聞やニッケイ新聞の本社もここにある。日本庭園や日本書を販売する本屋、日本食材を扱うスーパーマーケットがある。




銀行もなんだか日本風。




たい焼き、ぽたぽた焼き、バーモンドカレー。スーパーの品揃えももはや日本。







たこ焼きや天ぷらも。




ゴジラ?




中国人や韓国人が経営する日本人料理屋も増えている。仲良くなったブラジル人曰く、「僕たちは誰が作っていようが気にしないよ、それを日本料理だと思って食べに行くんだ」とのこと。

地元で大人気のラーメン屋、あすか。何と言ってもそのコストパフォーマンスが人気の秘訣。一杯500円程度(2016年夏時点)で食べることができる。日本人オーナーが経営しているとのこと。




麺がかなり柔らかいので、「硬め」と注文すべき。「麺硬め」で通じる。あすかでは簡単な日本語を理解できるスタッフの姿も。




値段は「あすか」の2倍程度するが、「モモ」の赤味噌ラーメンは絶品だった。




日本国内では強力だが、海外ではあまり普及されていないJCBも、ここリベルダージ地区では色々なところで利用できる。







ブラジル日本移民資料館もリベルダージ地区内にある。1908年からブラジルに渡った日本人移民が、様々な苦労、困難を乗り越えて現在の地位を獲得するようになった歴史を感じることができる。

ブラジル日本移民資料館内の図書館には、日本の本や漫画がずらり。図書館のスタッフ曰く、図書館にはおよそ60000冊の書籍があり、98パーセントは寄贈によって賄われているという。




日本の本が売られている本屋さんも。「進撃の巨人」や「ワンパンマン」など、新しい漫画もきちんと販売されている。




「ここは日本か!」

と思わず叫んでしまうような場所だった。もしサンパウロを訪れる機会があれば、是非この地区を覗いてみて欲しい。
《大日方航》

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