KADOKAWAは、元プロ野球選手の野村貴仁氏が半生を記した書籍『再生』を9月28日に発売する。
野村氏は、ドラフト3位でオリックス入団。169cmと小柄ながら速球の左腕として活躍し、1995、96年のリーグ優勝に貢献した。98年にはトレードで巨人へ移籍し、2000年リーグ優勝、日本一を経験。その後メジャーリーグのブルワーズ、日本ハムなどを経て引退した。ケガと鼻炎の持病からある薬物との関わりがささやかれ、引退後には覚せい剤取締法違反で逮捕。懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決を受けた。
『再生』は、現役時代、絶対的なセットアッパーや中継ぎとして活躍した野村氏が栄光、ケガ、逮捕など波乱の半生を記した一冊だ。2016年2月にメディアに登場すると、“ヘルメット仙人”と呼ばれるなどの風貌でファンに衝撃を与えた野村氏。薬物との関係や引退後の生活などをありのままにつづっている。1300円（税抜き）。
《美坂柚木》
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