ブルックの地元ロンドンに乗り込んだゴロフキン。入場時から激しいブーイングを浴びたが、試合が始まると1ラウンドから左フックでブルックをふらつかせる。
だが36戦無敗のウェルター級王者であるブルックも第2ラウンド、左アッパーでゴロフキンの顔面をかち上げ会場を沸かせた。その後もブルックは2階級上のハードパンチャーと勇敢に拳を交えたが、試合中に右の眼窩底を骨折。
5ラウンドにゴロフキンがロープ際でラッシュを仕掛けると、ブルック陣営からタオルが投入された。ブルックはセコンドの介入に不満を示し、「まだやれる」と主張。会場からも早いストップにブーイングが出た。
だがブルックは試合後にツイッターを更新し、「病院に行ってきました。来週手術を受けます」とダメージが深かったことを明かしている。
Thanks for the tweets I'm out of hospital need op next week but will be fine and I'll be back. Sorry I couldn't bring it home tonight
— Kell Brook (@SpecialKBrook) 2016年9月11日
無敗の王者対決と注目された試合の結末にファンからは、「目の負傷でケル・ブルック負けてしまいましたが、それがなかったら結構後半もゴロフキン相手にいい試合が見れたかも」「一瞬やばそうな場面あったけど、ゴロフキン圧勝だな」「ブルック良かった。リマッチだなリマッチ」「ゴロフキン強すぎるな。ブルックが壊される前に止めて正解だよ」「普通眼窩底骨折してたら眼球を支えられないから焦点がまったく合わなくなる。でもブルックは心が折れてない」「ゴロフキンのパンチには殺意がこもってる…」などの声が寄せられた。