国際サッカー連盟(FIFA)は9月8日、レアル・マドリードとアトレティコ・マドリードの異議申し立てを棄却、移籍市場での2度の選手補強を禁止する処分を決定した。
未成年選手の獲得で規約違反があったとされるレアルとアトレティコ。過去には同じ理由でバルセロナが補強禁止処分を言い渡されていた。
レアルはFIFAの決定が「不公平なもの」として、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する意向を表明している。レアルのジネディーヌ・ジダン監督は困惑しているとしながらも、決定には「馬鹿げた話」と不満を漏らした。
「馬鹿げた話だからクラブが異議申し立てをすることはあり得る。クラブは状況を変えようと力の限りを尽くすだろう。現時点で言えることはあまりない。起こったばかりだし、いまは様子を見るしかない。解決策があることを願う」
このことについて話しても事態は変わらないとジダン監督。基本的にはクラブの動きを見守る方針のようだ。
《岩藤健》
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