アイスホッケー女子日本代表チーム「SMILE JAPAN(スマイルジャパン)」の3選手が8月29日、東京都内で行われたブリヂストンタイヤジャパンの「2016BLIZZAK(ブリザック)プロモーション発表会」に登壇してトークセッションを行った。
トークセッションにはFWの久保英恵選手、DFの鈴木世奈(せな)選手、GKの小西あかね選手が参加。それぞれが「アイスホッケーを始めたきっかけ」を話した。
久保選手はアイスホッケーの街、北海道苫小牧市出身。「身近にアイスホッケーというスポーツがありました。兄がやっていたので、私も4歳から始めました」と話し、アイスホッケー一筋だ。
鈴木選手も同郷だ。「久保選手と出身が同じで、3つ上の兄もやっていたので影響があり、私も始めました。身長が大きい方だったので、(他の選手とプレーで体が)当たるのが楽しくて。男子の選手とやっていたのですが、激しく当たっていました」と笑う。
小西選手も「弟が先に始めていて、練習を観に行ったりしているうちに始めました」と続き、3選手とも兄弟の影響からアイスホッケーに出会った。北海道釧路市出身で、やはりアイスホッケーの選手に「雪国の選手は多い」という。
ブリヂストンタイヤジャパンはスタッドレスタイヤ『ブリザック』を展開している。久保選手はスタッドレスタイヤにちなんで冬の道路について、「雪だけではなく凍っている路面は滑ることが多い。東京だと冬でもスタッドレスタイヤを履いていないクルマをよく見かけるので、冬道の怖さを怖さをわかっていないな~と思います」と雪国育ちの視点を見せた。
スマイルジャパンは2018年平昌冬季五輪を目標に掲げて、月に一度の合宿を行い、練習に励んでいる。2017年2月に五輪最終予選が北海道苫小牧市で行われる。3選手が力強く意気込みを語った。
小西選手「オリンピックに出場するためには予選を勝ち抜かなければいけない。2月の最終予選は絶対に勝ち抜きたいと思います」
鈴木選手「私たちの目標は、最終予選の先にある平昌オリンピックでメダルを獲ることです。そのためには2月の最終予選でいい形で出場権を獲得して、オリンピックにつなげます」
久保選手「最終予選は地元で行われますので、みなさんの声援を力に変えて、まずは最終予選を突破。目標はオリンピックでメダルを獲ることなので、まずはそこを勝ち上がってメダルに向かって頑張りたいです」
ブリヂストンタイヤジャパンは、8月29日に日本アイスホッケー連盟(JIHF)への協賛を継続する契約を締結している。
《五味渕秀行》
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