五輪旗、52年ぶりの東京の風…羽田格納庫から東京2020の足音 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

五輪旗、52年ぶりの東京の風…羽田格納庫から東京2020の足音

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五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
  • 五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
  • 左舷側(ポート・サイド、PORT SIDE)から五輪旗を振りながら降りてくる小池百合子都知事
  • 右舷側(スターボード・サイド、STARBOARD SIDE)から降りる吉田沙保里リオ五輪主将や右代啓祐リオ五輪旗手
  • 五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
  • 左舷側(ポート・サイド、PORT SIDE)から五輪旗を振りながら降りてくる小池百合子都知事
  • 五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
  • 五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
  • 五輪旗到着歓迎式には、小池百合子都知事、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官などが登壇した
商店街もコンビニも見当たらない東京モノレール新整備場駅。気温35度を超える羽田空港滑走路脇を15分ほど歩くと、「オリンピックフラッグ到着歓迎式」の現場が見えた。東京2020の足音が、西側格納庫の奥から聞こえてきた。

「B747-400型機を3機同時に収納できる国内最大級の格納庫」といわれる西側格納庫には、ステージを向いて右側に日本航空(JAL)関係者、左側に全日空(ANA)関係者が大勢着席し、中央に五輪関係者、その後ろにメディア陣が構え、リオデジャネイロ五輪選手団、五輪旗を手にする東京都知事などを待ち構えた。

「もうまもなく到着します。順番は、小池百合子都知事たちを乗せたANAの飛行機から到着し、その5分後にJALの飛行機がやってくる予定。いま、機首に国旗をつける作業を行っています」

白いボディに青いラインが入ったB777が開場前にゆっくりと入ってくると、格納庫全体が拍手に包まれる。大勢の人たちが日の丸の旗を振り、拍手からしゃしゃしゃしゃ…というシャッター音に変わる。

ANAのB777(JA781A)、JALのB777(JA735J)がそれぞれ格納庫前で止まり、エンジン停止。ドアが開くと、まず最初に顔をのぞかせたのは、日本オリンピック委員会(JOC)幹部陣でも選手団でもなく、白地に5色の輪が描かれた、五輪旗だった。1964年の東京五輪開催から数えて、52年。再び東京の風にゆれた。

ローマから、1964年に東京に渡ったオリンピックフラッグは中米メキシコシティへと引き継がれ、世界各地を行き、この夏、南米リオデジャネイロから空の上で二夜を過ごし、再び東京へと降り立った。

2020年へ向け、動く東京。この五輪旗到着歓迎式には、小池都知事をはじめ、竹田恒泰JOC会長、橋本聖子リオ五輪団長、山下泰裕副団長、高田裕司総監督、吉田沙保里主将、右代啓祐旗手、松野博一文科大臣、鈴木大地スポーツ庁長官など、日本の地に降り立ったばかりの幹部・選手たちが登壇。

竹田JOC会長は、「このいま、日本選手団とともに帰国した。リオではこれまで獲得できなかった競技でもメダルが獲れた。大きな成果をあげたが、今後もまた分析し、多くの課題を乗り越え、2020東京ではさらに成績を収めるようにしたい」と伝えた。

橋本リオ五輪団長は、「選手のがんばりはもちろん、みなさんの支援のたまもの。2020年に向けて、夢と希望と感動の東京五輪にしていきたい」と語った。

羽田国際線ターミナルを経由し、東京へ戻ってきた選手たちは、故郷の空気をゆっくり吸い込む間もなく夕方の記者会見へ。真夏の格納庫で小池都知事らを待ち構えたメディアの一部は、次の会見会場へと向かった。
《大野雅人》

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