【高校野球2016夏】「椅子の上に立ってください」…スタンドでの係員の奇妙な指示の意味とは | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球2016夏】「椅子の上に立ってください」…スタンドでの係員の奇妙な指示の意味とは

スポーツ 短信
2016年夏の阪神甲子園球場
  • 2016年夏の阪神甲子園球場
一般客が高校野球の観戦チケットを購入すれば、その日の第一試合から最終試合まで全試合を見ることができる。毎試合ごとに入れ替えを行わなくてはならないのが、各校の応援団だ。

応援団は、その一つ前の試合の中盤頃からアルプススタンドの入場口に集まる。係員が通行者の妨げにならないように随時声掛けを行い、応援団の生徒たちもきちんとまとまって並んでいる光景を何度も見かけた。試合が終盤に差し掛かると一斉に入場し、ファールポール付近の座席で待機する。一時的にアルプスに二校の応援団が存在するのだ。

試合が終わると、その試合の応援団は速やかに退場し、スライド式に次の応援団がアルプスに入る。その時だ。

「次の試合も観戦される方は、一旦椅子の上にお立ちください」

応援団としてではなく、一般客としてアルプスに入っている人への指示なのだ。
次の試合の応援団がスムーズに移動できるための通路を確保するために、座席に残る人は移動が終わるまで椅子の上に立つことになっている。

同じ球場で1日4試合をこなす高校野球ならではの工夫を見ることができた。
《山本有莉》
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