テニスのウィンブルドン選手権で7月4日、女子シングルス4回戦が行われた。世界ランク49位の土居美咲は4位のアンゲリク・ケルバーと対戦し3-6、1-6で敗れた。
1月の全豪オープンを制したケルバー。そのとき1回戦で戦いマッチポイントを握られるも、土壇場で退けたのが土居だった。苦戦した記憶が残っていたか、今回は土居のフォアハンドに対して十分な警戒と対策を持って臨んだ。
土居は地力で勝る相手に積極的なテニスを見せるもポイントが奪えず、今回はストレートでの完敗だった。グランドスラムで自身初、日本女子としては12年ぶりのベスト8進出はならなかった。
今季は台湾オープンで準優勝、イタリア国際でベスト8進出がある土居。着実に世界との差は詰まってきているか。
勝ったケルバーは準々決勝で5位のシモナ・ハレプと対戦する。
《岩藤健》
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