男子テニス世界ランク6位の錦織圭は6月13日、ゲリー・ウェバー・オープンのシングルス1回戦で同29位のリュカ・プイユと対戦して6-7、6-1、6-4の勝利を収めた。
第1セットは相手のサーブに苦しんだ錦織。だが続く第2セットを奪い返すと、第3セットも第7ゲームでブレークに成功。セットカウント2-1で逆転勝ちした。
雷雨のため試合開始が1時間遅れる難しいコンディションだった。加えて錦織は第2セット終了後、左脇腹の異変を訴えメディカルタイムアウトを要求するなど、体調面でも不安要素を抱えていた。
それでも相手のテニスや天候、芝特有の球足の速いボールにも順応を見せ、第2セット以降は勝ちきるテニスができたことは収穫だ。
そのほかの日本勢では予選から勝ち上がってきた102位の杉田祐一が、63位のテイラー・フリッツとシングルス1回戦で対戦したが、第1セットのタイブレーク途中で雨により順延となっている。
《岩藤健》
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