サッカー日本代表は6月7日、キリンカップサッカー決勝戦でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し1-2で敗れた。日本は先制したが直後に追いつかれ、後半の失点で逆転負けを喫している。
トーナメント方式で5年ぶりに復活したキリンカップ。決勝はバヒド・ハリルホジッチ監督就任後、初のタイトルがかかった試合でもあった。本田圭佑、香川真司を負傷で欠いた日本は浅野拓磨を先発で初起用した。
序盤から惜しいシーンを作り出していた日本は前半28分、宇佐美貴史が左サイドからドリブルで仕掛ける。ライン際を上がってきた長友佑都をおとりに使ってエリア内まで侵入。グラウンダーのクロスから清武弘嗣の先制ゴールが生まれた。
日本の先制点に沸いた吹田サッカースタジアム。だが1分後にはミラン・ジュリッチに決められ、ボスニア・ヘルツェゴビナに同点を許す。後半21分にもジュリッチに決められた日本は逆転を許し、残り時間で追いつくことができないまま敗れた。
9月1日から始まるワールドカップ(W杯)アジア最終予選を前に、ディフェンス面での課題が浮き彫りとなった日本。残り3カ月で修正できるか。
《岩藤健》
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