錦織圭、全仏オープン3回戦進出も「男としてはつらい判断だった」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

錦織圭、全仏オープン3回戦進出も「男としてはつらい判断だった」

スポーツ 短信
錦織圭 参考画像(2016年5月25日)
  • 錦織圭 参考画像(2016年5月25日)
  • 錦織圭 参考画像(2016年5月25日)
テニスの全仏オープンは5月25日に男子シングルス2回戦を行った。世界ランク6位で第5シードの錦織圭は、同40位のアンドレイ・クズネツォフと対戦し6-3、6-3、6-3で勝利した。

序盤はクズネツォフの勢いと強打に押され、ゲームカウント1-3とリードを許した錦織。相手が良いリズムで思い切りよく打ってきていると見るや、緩急を織り交ぜたテニスに切り替えた。この作戦が功を奏して逆転。トッププレイヤーの懐の深さを見せつけたが、プレー選択について試合後の会見で「男としてはつらい判断だった」と振り返っている。

「ちょっとテンポを変えないといけないと思い始めたので、なかなか男としてはつらい判断でしたけど。高いボールを混ぜて、そしたらだいぶリズムも変わってきた」

錦織は3回戦で52位のフェルナンド・ベルダスコと対戦する。クレー強国スペインの出身だが四大大会ではハードコートの全豪でベスト4、全米でもベスト8まで進出しているのに対し、全仏では4回戦が最高。

だからといってクレーコートが苦手というわけではなく、これまで獲得した7つのATPツアータイトル中、5つはクレーで勝ち取ったものだ。

ベルダスコ戦について錦織は、「今日よりは思い切ってどんどん自分の早いペースに持っていきたいかなと思う。クレーでも優勝しているしタフな相手ですね」と気を引き締めた。

クズネツォフ戦は序盤に相手の様子を見すぎたと反省する錦織。ベルダスコ戦では思い切ったテニスをしたい。
《岩藤健》

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