首位と3打差の5位でスタートした松山は、前半を2バーディー、1ボギーで折り返す。後半は我慢のパープレーが続くも、14番でこの日3つ目のバーディー。トップを走っていたジョーダン・スピースに1打差まで迫った。
だが15番でバーディーパットを外すと、16番ではボギーで一歩後退、17番でもボギーを叩いた。それでも18番ホールはパーセーブで終え、首位と2打差で最終日に向かう。
3日目も首位を独走したスピースだが17番でボギー、18番ではダブルボギーでホールアウト。3アンダーの単独首位で最終日の連覇を目指す。
前日まで3アンダーの2位につけていたロリー・マキロイは、勝負所でバーディが取れず2オーバーの11位タイまで後退した。
世界と互角の勝負を続ける松山には、「2打差なら最終日で逆転可能だと思います」「我慢し続ければ土壇場で何かが起きるかもしれない」「グリーンジャケットも夢じゃない」「日本人初出るかな」とメジャー初制覇を期待する声が多い。
Hideki Matsuyama is two strokes off the lead. Watch his third round in under three minutes. #themastershttps://t.co/8ZVPeKKOGT
— Masters Tournament (@TheMasters) 2016年4月10日