フジテレビの新ドラマ枠オトナの土ドラ「火の粉」の制作発表会見が3月31日(木)都内で行われ、主演のユースケ・サンタマリア、共演の優香、伊武雅刀が出席。ユースケさんは、約9年ぶりの連続ドラマ主演に気合を入れつつも、“密室ロケ”への苦言を呈した。
作家・雫井脩介による同名小説を連続ドラマ化。元裁判官とその家族の住む家の隣に、かつて殺人事件で無罪判決を下した謎の男・武内真伍(ユースケさん)が引っ越してきたことから起こる、恐怖の日々を描く。
約9年ぶりの連ドラ主演にユースケさんは「台本をもらったときから面白いと思ったし、5話まで台本を読んだときに、このドラマは化け物だと思った。毎話クライマックスみたいな話だし、出し惜しみはゼロ。今クールで一番とんでもなく面白いドラマだと自負している」と自信を語り、放送後の反響が鈍い場合は「賛否両論ならばいいけれど、単に『つまんねー』とか言われたら、世間を許さない。何をするか分からない。怖いものはないので、思いっきりやっています」と気合をみなぎらせた。
その一方で、埼玉での撮影に触れてユースケさんは「車で1時間以上かかる場所にセットが建てられていて、その倉庫の中が外よりも寒くてトイレが近くなる。密閉されているので、深夜2時くらいかな? と思って倉庫の外に出ると夜の7時だったりして、時間の概念がなくなる」と過酷な状況に苦笑い。それでも「番宣で(台場にある)湾岸スタジオに行ったら暖かかった。逆に負けていられないと思って、そこで撮影されているものの5倍面白いドラマを作ってやるという気になった」と奮起していた。
フジテレビ系オトナの土ドラ「火の粉」(東海テレビ制作)は、4月2日23時40分~スタート。
ユースケ・サンタマリア、9年ぶり連ドラ主演に気合!低視聴率なら「世間を許さない」
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