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自転車で1時間走ると0.5リットルの水を生成することのできる「Fontus」がスゴイ

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自転車で1時間走ると0.5リットルの水を生成することのできる「Fontus」がスゴイ
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空気中にある水分を飲料水に変換することのできるデバイス「Fontus」。この「Fontus」は自転車に装着し、1時間走るだけで、約0.5リットルの飲料水を獲得できるという優れもの。確かに周りの湿度により飲料水の作れる量は変動すると思うが、この発想は凄い。

●「Fontus」は2種類

「Fontus」は先に紹介した自転車に取り付け空気を取り込むタイプの「Ryde」と、ソーラー発電によりファンを回して空気を取り込む「Airo」の2タイプが用意されている。

「Ryde」は自転車で進むときに生じる風を捉えて中に空気を取り込む。「Airo」はソーラーの力を使いファンを回し空気を取り込む。「Airo」の黒いカバー部分がソーラーパネルになっている。

スマホの充電も出来る。邪魔にならないし、登山にもちょうどいい。

●「Fontus」の簡単な仕組み

空気が内部に入ると、冷却装置で湿った空気が冷やされ、水分と乾燥した空気に分離される。その分離した水分を貯めるという構造だ。この「Fontus」を利用することで、長距離のサイクリングでの水分補給を補助できる。

また、発展途上の国々の水道の整備されていない地域では、安全な飲料水を確保することが可能だ。


この「Fontus」は、掃除機のダイソンの創業者であるジェームズ・ダイソンが設立したジェームズ・ダイソン財団主催のジェームズ ダイソンアワードに出品されている。今後の製品化が楽しみだ。

原題:自転車で1時間走ると0.5リットルの水を生成する画期的デバイス「Fontus」
記事提供:FUNDO
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