マンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督が、イングランド・プレミアリーグの過密日程に対し、「いろいろなことに強い不安がある」と訴えた。
シティは2月14日にトッテナムと対戦したあと、21日にFA杯5回戦でチェルシーと戦い、24日にはUEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメントも控える。休む間もなく試合が続く日程に、ペジェグリーニ監督は「チェルシーと日曜日に戦うのなら、ベストメンバーでは戦えない。若手主体になる。月曜日にはウクライナへ出発するからだ」と会見で話した。
「土曜日に戦えない理由が分からない。チェルシーはその前の火曜日にチャンピオンズリーグの試合をする。土曜日に戦うのが論理的だと思う。だが様々な理由で日曜日になった」
以前もペジェグリーニ監督は、日程が過密すぎると訴えていた。また、リバプールのユルゲン・クロップ監督も、「イングランドが欧州で大きな成功を収められないのは、彼らが休みなくプレーし続けているからだ。あまりにも試合数が多すぎる」と、プレミアリーグの日程には苦言を呈している。
チームを預かる立場として、チャンピオンズリーグを優先的に考えるとしたペジェグリーニ監督。今年こそベスト8に進出できるか。
《岩藤健》
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