ニューヨーク・メッツは12月23日、サンフランシスコ・ジャイアンツからFAになっていた、アレハンドロ・デアザ外野手との契約に合意した。これによりヨエニス・セスペデス外野手との再契約は断念したものとの見方が広がっている。
24日に『CBS Sports』は、「メッツは右打ちの外野手を探しているが、関係者の話によればそれはセスペデスではない。どうやらスティーブ・ピアースが第一候補のようだ」と伝えた。
現在30歳のセスペデスは今シーズン途中、デトロイト・タイガースからメッツにトレードで移籍し、2チームで打率.291、35本塁打、105打点の成績を残した。オフにFAとなったセスペデスにメッツは2、3年の複数年契約を打診したが、セスペデス側は5、6年を要求したと見られる。
去就が注目されるセスペデスには、「デトロイトに戻ってこい!」「出塁率は低いけど、長打力と肩は魅力」「セスペデスを出すなんて、メッツのオーナーは何を考えてるんだ」「セスペデスもオフごとにチームを渡り歩くね。傭兵みたい」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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