2020年東京五輪・パラリンピックを盛り上げるためのプロジェクト「Olympic Moves」のプレスカンファレンスが12月19日、都内の中学校で開催された。
「Olympic Moves」とは、03年オランダで始まり、ベルギー、韓国と活動が広まっている「若者の運動不足解消」を目指すためのグローバルプロジェクト。
日本では、中学生世代に焦点を当て「毎日部活動に励む生徒も、部活に入っていない生徒も、等しく健康的に体を動かす機会をつくる」趣旨で行われるという。
また、このカンファレンスには東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会スポーツディレクター(SD)室伏広治氏などが登壇。
室伏SDは「『若者のスポーツ離れ』が一つの大きな社会問題となっている。今回、中学生を対象にターゲットを絞ったということに、非常に意味がある」と、趣旨に賛同。
さらに「『若い頃に運動に親しんでないと、その後も運動をやらない傾向がある』というデータが出ている。そこで、運動のハードルを下げたような、みんなが親しめるスポーツで『体を動かす楽しさ』を知ってほしい」などと、このプロジェクトについての熱い思いを真摯に語った。
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