日本のPRIDEやDREAMに参戦し、K-1チャンピオンにもなった総合格闘家のアリスター・オーフレイムが、12月19日の試合でUFCとの契約を満了、フリーエージェント選手として市場に自分の価値を問おうとしていると海外メディアが伝えた。オーフレイムは2011年からUFCに参戦。デビュー戦となったUFC141では、元ヘビー級王者ブロック・レスナーを2分26秒でTKO。その後は連敗したがUFC169でフランク・ミアに3-0の判定勝ちを収め、最近4試合では3勝1敗と白星が先行している。19日の『UFC on Fox 17』で元ヘビー級王者ジュニオール・ドス・サントスと対戦するオーフレイム。彼の今後には格闘技ファンから、「彼はBellator(アメリカの格闘技団体)に行きそうな気がする」「何だかんだ言ってUFCに留まりそうな気もするけど。BellatorやRizinでヒョードル対オーフレイムが実現するイメージはないな」「私の記憶が確かなら彼のサラリーは高額なはずだ。最後の試合でドス・サントスに敗れたら、UFCは大幅な減額提示を行うだろうね」などの声が寄せられている。試合後にUFCと強気な交渉をするためにも、この試合に勝って自分の価値を高めたいオーフレイム。過去この対戦は2度マッチメイクされたが、2度ともオーフレイム側の都合で流れている。1度目は2012年5月のUFC146、当時ドス・サントスが保持していたヘビー級王座に挑戦するはずだったオーフレイムだが、抜き打ちのドーピング検査で規定値を大幅に上回るテストステロンが検出されたため中止。2013年5月のUFC160でもカードが組まれたが、このときはオーフレイムが怪我で欠場した。3度目の正直で対戦にこぎ着けたオーフレイム対ドス・サントス戦に、格闘技ファンは注目している。