来季、先発かストッパーを続投するかに注目が集まっていた楽天の松井裕樹。首脳陣が熟考した結果、チーム全体のバランスを見て松井のストッパー続投が確定した模様だ。
梨田昌孝監督から「現状、松井以上の抑えはいない」「逆転されても9回途中で代えることはしない」などの言葉を受けた松井は、「気持ちが高まった」と意気込みを見せた。入団2年目となった今季はストッパーに配置転換され、33セーブを挙げる大活躍。シーズンを通じて抜群の安定感を見せていた。
これに対して、「先発の松井が見たかったけど、チーム事情なら仕方ないのかな」「なぜ、スライダーを封印したのだろう。スライダーって松井の代名詞だよね」「守護神もいいけど、やっぱり甲子園の時に先発で三振とりまくったイメージ強いし、先発で見たい」「スライダーを投げてほしい。多少コントロール乱れようとも、それが松井の最大の魅力」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
松井は新たなる目標として40セーブを掲げている。来季も絶対的な守護神として、9回のマウンドには松井が君臨する。
《浜田哲男》
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