三橋淳選手のダカールラリー参戦発表パーティーが、12月2日の夜、都内で開催された。
世界的なクロスカントリーラリードライバーとして活躍する同選手は、2016年1月のダカールラリーに二輪で参戦する。オートバイでの参戦は、じつに13年ぶりだ。
二輪→四輪→二輪といった2度のコンバートは、世界的にも初。カテゴリーにとらわれず、モータースポーツの垣根を取り払うことで、アスリートの可能性をますます広げている。
1970年生まれ、45歳の三橋選手は「僕の場合、リターンライダーではなくコンバートです(笑)。見た目は若いですが、中身はオッサンなので怪我だけはしないように、日本人初のバイクでの南米ダカールラリー完走を目指します」と、高らかに宣言。集まった150名から大きな拍手が贈られた。
三橋選手の二輪での主なラリー成績は次の通り。
1999年 UAE デザートチャレンジ 総合19位、2000年 ラリーレイドモンゴル 総合優勝、2001年 パリ・ダカールラリー 総合21位、2002年 パリ・ダカールラリー 総合12位、2003年 パリ・ダカールラリー 総合16位、2015年 メルズーガラリー 総合14位。
四輪へは2003年にコンバートし、ダカールラリーでは5回の市販クラス優勝を誇る。
【ダカール16】目指すは日本人初の二輪での完走…三橋淳、参戦発表会にて宣言
《青木タカオ@レスポンス》