東京・神宮前、外苑西通りに面したビルに、自転車とあらゆるライフスタイルとをつなぐコミュニティ&スペース「レシオ・アンドシー」が11月26日にオープンした。カフェ、ショップ、スペース、シティバイクという4つの構成要素からなる空間を、28枚の写真と見ていこう。
扉が開くと、左側のカウンターからコーヒー豆の香りがただよってくる。カフェスペースを手がけたのは奥沢のコーヒーショップ「ONIBUS」。そのスタッフの坂尾さんは、「コーヒーで人と自転車を、人と街とをつなぐ」という想いをこめてここに「レシオ・コーヒーアンドサイクル」を設置。奥沢で人気のひと息スポットが、自転車とコラボして神宮前に登場したかたちだ。
余裕のある空間には、ブリヂストンサイクルの“メイドインジャパン”、シティバイク『BRIDGESTONE NEOCOT』があちこちに展示してある。同店は「レシオ・アンドシーが提供する自転車はたった1種類。埼玉・上尾にある自社工場で、熟練工が1本1本手掛け、オーダー塗装を施したクロモリフレームを、このショップ内で組み立てる。日本製にこだわった、確かなクオリティと満たされた感覚は、ここでしか手に入れることができない」とアピールする。
物販コーナーも、カフェやシティバイクと同じく、まるでインテリアのように店舗空間にとけ込んでいる。「日常を豊かにするインテリア、音楽、本、デジタル、アウトドア、ファッションやギアなど。それらがバランスよく融合したライフスタイルを追求。ちょうどいい心地よさを演出するセレクトショップを併設した」という。
フレームやギヤから、ヘルメット、書籍、コーヒー、ウェアまで、「自転車と」(=&C)いっしょにすごすゆったりとした時間が流れている神宮前の新スポットは、11~20時で営業中。
《大野雅人》
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