男子テニスの最終戦ATPワールドツアー・ファイナルは11月21日、第3シードのロジャー・フェデラーと第4シードのスタン・ワウリンカが準決勝で激突した。スイス対決となった試合は、フェデラーが7-5、6-3で勝利している。
第1セットは先にワウリンカがブレークするも、フェデラーが第8ゲームでブレークバックに成功し、第12ゲームもブレークしてセット先取。第2セットは序盤でブレークし、その後もワウリンカを抑え完勝した。
これにより決勝はフェデラー対、ノバク・ジョコビッチの対戦に決まった。両者は昨年もファイナル決勝で対戦する予定だったが、フェデラーが腰を痛め棄権、ジョコビッチが不戦勝で大会3連覇を達成した。
2年連続10回目の決勝進出を果たしたフェデラーに、「第1セット序盤はワウリンカに押されてるかと思ったけど、気づいたら勝ってるのがフェデラー」「今年はフェデラーに勝ってほしい。去年のこともあるから」「決勝は今年を象徴するカードになりましたね。フェデラーは去年のこともあるから気合いが入ってるでしょう」と優勝を期待する声が寄せられている。
ジョコビッチとの決勝については、「予想通り。予選ラウンドではフェデラーが勝ってるけど、ジョコビッチが4連覇に向けてどう巻き返してくるか」「やっぱりなという感想」など順当な勝ち上がりとみるファンが多い。
《岩藤健》
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