男子テニスの最終戦ATPツアー・ファイナルに出場中の錦織圭。11月15日の初戦でノバク・ジョコビッチと対戦したが、絶好調の相手に1-6、1-6のストレートで完敗した。
準決勝進出へもう負けられない第2戦は、トマーシュ・ベルディハと対戦する。これまでATPツアーで3勝1敗と相性のいい相手だ。ベルディハもロジャー・フェデラー相手に初戦を4-6、2-6で落とし負けられない。負けたほうが脱落する生き残りをかけた試合だ。
完敗だったジョコビッチ戦の直後、錦織は「相手が強すぎた」と会見で漏らしたが、試合中に収穫もあったようだ。ストロークのできにはある程度、手応えを感じたと話す。
「ストロークは最高ではないが、ミスなく攻めるところは攻めていいテニスはできていたと思う。ストローク自体はネガティブにとらえてはいない。フェデラーとベルディハはタイプが違う選手なので、それに対応していくしかない」
昨年は準決勝に進出した錦織。2年連続の勝ち上がりに負けられないベルディハ戦は、日本時間の17日深夜に行われる。
《岩藤健》
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