10月31日に行われたドイツ・ブンデスリーガ第11節、香川真司の所属するドルトムントは敵地でブレーメンと対戦、3-1で勝利した。厳しい日程が続く中での勝利をトーマス・トゥヘル監督も喜んだ。
試合後の会見でトゥヘル監督は「ブレーメンの強さとクオリティの高さは分かっていた。ブレーメンで勝つのはいつでも大変だ。だが勝ちたかった」と、タフな相手との試合を制した喜びを語った。
「前半はうちの攻撃的な選手たちを試合の流れに乗せさせて、連携させるために多くの仕事を必要とした。ブレーメンはとても力強く守り、コンパクトで勇敢だった。だから彼らのカウンター攻撃をすべては防げなかった。たくさん走らされたよ」
試合は前半9分にマルコ・ロイスのゴールで先制したドルトムントが、一旦は追いつかれたものの前半終了間際にヘンリク・ムヒタリャンのゴールで勝ち越し、後半にロイスが2点目を決めて突き放した。
この展開についてトゥヘル監督は、「先制したのはやや幸運だったと思うが、後半はよくなかった」と反省。それでも勝ちきったことには満足を示した。
「9日間での4試合目でこのように頑張れて、勝つべき試合をものにできてとても満足だ。チームのパフォーマンスを称えたい。本当に満足している」
《岩藤健》
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