ヨーロッパカーの新城幸也が2015シーズンのレースを終えた。メインスポンサーの変更でチーム名称こそ途中で変わったものの、9年間走ってきたチームを離れることになった。
春先からコンディションを上げていた新城は、4月に入って絶好調で臨んだリエージュ～バストーニュ～リエージュでまさかの落車。肩甲骨の陥没骨折という大ケガにより、レーススケジュールの変更を余儀なくされた。
その影響でツール・ド・フランスに出場できなかったが、目標を軌道修正してブエルタ・ア・エスパーニャを完走。日本人初の3大ツール完走を果たし、さらに世界選手権17位、ジャパンカップ3位など、プロ10年目を迎えた新城にとって2015年は「いいシーズンだった」と締めくくることができた。
レースシーズンを終えた新城は、これから全国各地のイベントに参加しながら、日本での取材対応期間に入る。10月31日にはツインリンクもてぎで7時間エンデューロに参加。11月1日に大分サイクルフェス、3日はファンミーティング福岡、8日にサイクルモードのメインステージに登壇し、21・22日は愛媛のツール・ド・玉川へ。
12月上旬にはイタリアでのチーム合宿に合流し、その後は個人でのタイ合宿に入る予定という。
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