冬の八ヶ岳をアラサー女子が旅したエッセイ「雪の家」…第1回TANPEN AWARD受賞 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

冬の八ヶ岳をアラサー女子が旅したエッセイ「雪の家」…第1回TANPEN AWARD受賞

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阿部静さんの冒険エッセイ『雪の家』が第1回TANPEN AWARDを受賞
  • 阿部静さんの冒険エッセイ『雪の家』が第1回TANPEN AWARDを受賞
  • 椎名氏プロデュースの雑誌『旅ゆけばヒトモノケモノバケモノと会う』
クリーク・アンド・リバー社は、公募新人短編文学賞「第1回TANPEN AWARD」大賞の受賞作品が、冒険エッセイ『雪の家』に決定したと発表した。

『雪の家』は、冬の八ヶ岳を旅した経験をまとめたショートエッセイだ。著者は国内外問わず旅に出かけ、山や孤島などに足を運ぶ冒険好きアラサー女子の阿部静さん。人生二度目の雪山で、道無き銀世界を突き進む男勝りな一面と、こだわりの食材で雪の家での生活を楽しむ女性らしい一面が描かれている。

TANPEN AWARDは、新しい才能を発掘し、世界に向けて発信することを目的に創設。第1回となる今回は、次世代を担う「冒険エッセイスト」を募集した。全応募作品の中から大賞に『雪の家』を選出したコミッショナーの椎名誠氏は、「国内の冬山ではきわめてまれな本格的雪洞やイグルーをこしらえて、そこを寝場所にした旅をしていることに驚嘆した」と選評を述べている。

同作は、椎名氏プロデュースの雑誌『旅ゆけばヒトモノケモノバケモノと会う とつげき!シーナワールド!!4』に掲載される。また、電子書籍制作・配信に加え、英語への翻訳と海外への配信も行われる予定だ。
《美坂柚木》

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