【JNCC 第7戦】小排気量クラスAA2で石戸谷蓮がタイトル確定 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【JNCC 第7戦】小排気量クラスAA2で石戸谷蓮がタイトル確定

スポーツ 短信
AA2クラス、初チャンピオンを決めた石戸谷蓮
  • AA2クラス、初チャンピオンを決めた石戸谷蓮
  • AA2クラス、初チャンピオンを決めた石戸谷蓮
  • ランデブー走行を続ける鈴木・渡辺
  • 鈴木健二はこれで4連勝
  • 渡辺学は窮地に追い込まれた
  • Aクラスながらトップ2に食い下がる斉木達也
  • 天空のクロスカントリーこと糸魚川ラウンド
漁港として知られる糸魚川の海岸線にほど近いスキー場「糸魚川シーサイドバレー」で開催された、日本最大のクロスカントリーレースJNCCの第7戦。標高こそ高くないものの、類い希な天空からの景観はJNCCの中でも随一。

年8戦で争われるJNCCも、すでに残り2戦の終盤へ突入。最高峰クラスの小排気量カテゴリーであるAA2では、2位以内に入れば石戸谷蓮が初チャンピオンを確定させるという状況下で、レース開始すぐに榎田諒介とのトップ争いを開始。しかし「榎田君のミスも目立っていましたし、苦労することなく優勝でチャンピオンを決められた。もう少し、バトルを楽しみたかったですね」と石戸谷。

また、もっとも注目の集まる排気量無制限カテゴリーAA1では、鈴木健二が3連勝しているところ。開幕から3連勝でリードした渡辺学とならんだことで、この糸魚川がシリーズの行方を占うものとなっていたのだが、見事にスタートから鈴木VS渡辺のデッドーヒートが続く。

抜きんでた実力の2名に食らいつくのは、矢野和都と下位クラスAで出走している斉木達也。斉木は2周目にしてなんと二人をパスしてしまい、よもやと思わせたがその周の内にエンジンブローでリタイアしてしまう。

鈴木は「体力に劣るので、ラスト半周まで待って、それから勝負をかけました」とレース後にコメント。このスパートはみごとに決まって、鈴木は4連勝目を手にした。「最終戦は僕らよりも速いGNCC(アメリカのクロスカントリーレース)からライダーが2名もくるので、ポイントを稼ぐにはこの糸魚川まで。なんとしても勝たなければいけないレースでした」と鈴木。好調のYZ250Xでの参戦は、この糸魚川で最後とのこと。

【JNCC 第7戦】小排気量クラスAA2で石戸谷蓮がタイトル確定、鈴木4連勝

《稲垣 正倫@レスポンス》

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