河北新報社とヤフーは9月13日、宮城県沿岸部を走るサイクリングイベントのツール・ド・東北2015を開催した。
キャロライン・ケネディ駐日米国大使は、今年から新設された気仙沼市をスタートして石巻専修大学を目指す95kmコースの気仙沼ワンウェイフォンドに参加した。昨年は65kmコースを走っている。
スタートセレモニーでケネディ駐日米国大使は、「アメリカ国民に代わりまして、最近の甚大な水害に遭われた方々に改めてお見舞いを申し上げます。また、東北地方に再び私どもを迎え入れてくださった全ての方々にも感謝の気持ちを申し上げます」と大雨被害についても触れた。
「昨年、私は65kmのコースに参加しましたが、気仙沼はコース外で足を運ぶことができませんでした。ぜひ今年は菅原市長と気仙沼という美しい街を見たいと思って再び参加することになりました」と続けた。
スタートするとエイドステーションが設置されている道の駅 大谷海岸に立ち寄った。大谷海岸には東日本大震災の犠牲者の冥福を祈るための献花台が設けられており、ケネディ駐日米国大使も花を添えた。気仙沼ワンウェイフォンドも完走し、サイクリングを楽しんだ。
《編集部》
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