9月7日に行われた全米オープンテニス男子シングルス4回戦。第2シードのロジャー・フェデラーは第13シードのジョン・イスナーを7-6、7-6、7-5のストレートで破りベスト8進出を決めた。
地元アメリカの声援を背に戦うビッグサーバー相手に、フェデラーが貫禄のプレーを見せつけた。フェデラーは第1セット、ファーストサービスの入る確率が46％と低く、やや苦労が見られた。一方のイスナ―は得意のサーブが好調でゲームをキープしていく。両者譲らない展開になったが、タイブレークではフェデラーが7連続ポイントを奪い圧倒した。
第2セットからはフェデラーのファーストサービスも上向いてきた。イスナ―は相変わらず好調で、このセットもタイブレークまでもつれるがフェデラーが要所をしっかり締めて連取する。
第3セットに入るとファーストサービスの確率でも、フェデラーがイスナーを上回る。フェデラーは1度もブレークポイントを与えないまま、第12ゲームでイスナーのサービスゲームを初めてブレークし勝利を決めた。
グランドスラム通算46度目のベスト8進出を決めたフェデラーに、「接戦でしびれましたが、終わってみれば今日もストレート！しかもサービス全てキープ！本当にスゴいです！」「結果だけ見るとイスナーの方が良さげだけど、要所でしっかりポイントしてるフェデラー流石」「最後はブレークで決めるフェデラーが最高にフェデラーでした」「ジョコビッチがいなかったら今でも普通にグランドスラム勝てそうなフェデラー、化け物過ぎる」などの声が寄せられている。
準々決勝の対戦相手はトマーシュ・ベルディハを下した、リシャール・ガスケに決まった。ファーストセットダウンから逆転で準々決勝に進んでいる。
《岩藤健》
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