プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは、フランス1部リーグ(リーグ・アン)のモナコから、19歳のFWアントニー・マルシャルを4年契約で獲得したと発表した。
マルシャルの移籍金は公式に発表されていないが、英国メディアは10代では史上最高額となる3600万ポンド(約66億円)と伝えている。今夏まったく噂にも上がらなかったマルシャルの獲得は、英国のメディアやマンチェスターのファンも驚かせている。
マルシャルはU-16からフランス代表でプレーし、最近A代表にも初招集された。クラブでも昨シーズン35試合に出場し9得点を挙げている。多くのクラブが注目している逸材だが、まだトップチームでは実働2年の選手に、これだけの移籍金を支払うのはプレミアのビッグクラブだけだろう。
ビッグディールで世界中を驚かせ続けるプレミアリーグだが、それに見合った働きで選手は価値を証明すべきとのプレッシャーも日に日に高まっている。
果たして若い選手にとって本当にいいことなのかは難しい。
《岩藤健》
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