【バスケット】女子日本代表、台湾に競り勝ち3連勝…アジア選手権 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【バスケット】女子日本代表、台湾に競り勝ち3連勝…アジア選手権

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バスケットボール女子日本代表は8月31日、アジア選手権で台湾と対戦し60-44で勝利、開幕3連勝で準決勝進出を決めた。中国の武漢で開催中のこの大会は、2016年リオ五輪のアジア予選も兼ねている。

初戦で韓国に59-53と競り勝った日本、第2戦はインドに131-31の大差で勝利し、開幕2連勝と波に乗った状態で台湾戦を迎えた。だが台湾チームは日本をよく研究しており、序盤は点が入らない難しい展開になる。

なかなか前へ攻められなかった状況を、代表の内海知秀ヘッドコーチは「リズムが悪く、横にばかりパスしてしまった」と説明した。

第3クォーターが終わって42-38の接戦、どちらに転んでもおかしくない状況だった。それでも日本は第4クォーター、エースの渡嘉敷来夢にゴールへ向かうプレーが増え、徐々に点差を広げていく。ディフェンスも台湾の反撃を抑え逃げ切った。

決勝トーナメント進出を決めた日本に「優勝して、是非ともリオ五輪に行って欲しい!」「バレーもバスケもオリンピックに出場してほしいね」「このまま調子をあげて全勝してください」「連戦で疲労も溜まってるかもしれませんが、中国戦も頑張ってください!」など、3大会ぶりのオリンピック出場を期待する声が寄せられている。

米国WNBAでプレーする、日本代表の“海外組み”渡嘉敷だが、アメリカから日本、そして中国へと長距離移動を続けた疲労や、運動量が求められる日本の機動力バスケへの適応などまだ完全ではない。

それでも最大のライバル中国を破るためには、2013年大会でMVPを獲得し、優勝の原動力となったエース渡嘉敷の活躍が不可欠だ。
《岩藤健》

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