【全米オープン15】錦織圭、展望を語る…WOWOWでペール戦生放送 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全米オープン15】錦織圭、展望を語る…WOWOWでペール戦生放送

スポーツ 選手
錦織圭 参考画像(2015年8月4日)
  • 錦織圭 参考画像(2015年8月4日)
WOWOWは、8月31日に開幕する2015シーズン最後のグランドスラム「全米オープンテニス」に出場する錦織圭にインタビューを行った。

米国ニューヨークを舞台に行われる「全米オープンテニス」。昨年準優勝の錦織圭は、今大会第4シードで出場。大会第1日目に行われる男子シングルス1回戦で、フランスのブノワ・ペールと対戦する錦織が今大会の展望を語った。

錦織は優勝に向けてのコンディションの仕上がりについて、「あまり優勝ということは考えていませんが、今年は新しい全米なので、決勝に行けるとも限らないので、自分自身のプレーを1回戦から貫いて、体調もテニスの調子もとてもいいので、しっかりやれば後半にいけるチャンスはあると思います」とコメント。

「グランドスラムの戦いは長いので、しっかり1回戦を戦い1回ずつこなしていって、リラックスしながらも2週間戦い抜けたらいいなと思っています」

また、「お祭りのような感覚も大会にありますし、ホームといえるわけではないですが、住んでいるアメリカで調整がしやすく居心地の良さもあったり、ヨーロッパにいるよりは、リラックスして臨める大会」と、全米オープンへの思いを口にした。

「『心技体』の中で去年はなくて、今、自分が手にしているものはあるか?」と問われると、「体の面では全然違いますね」と返す。「去年は不安が100%くらい占めていたので、その中で戦っていましたけど、今回は、体力的には問題はないので、今までで一番良いのではないでしょうか。あとはどれだけ試合の中で自分の力を出せるかというところなので。準備はしっかりできると思うので。しっかりコートで戦うことだけかなと思います」と自信を見せた。

第4シードということに関しては、「やる相手は最終的には変わらないし、ビッグ4の誰か2人、3人は倒さないと優勝できないので、それを決勝でやるか、その前にやるかの違いだと思います」と話す。初戦のペール選手については、「ケガをしてしばらく休んでいましたけど、サーブがいいのと、バックは僕の中ではトップ5くらいの実力はあると思う。リターンだったり、バックからの組み立てはかなり上手いので、強い相手かなと思います」と語った。

また、ワシントンでのテニスを、「サーブとストロークの攻め方が自信をもって打っていけたので、サーブはエースの量が増えたり、マレーの試合はファーストが入らなくてセカンドをたたかれて、悪い流れにはなっていましたけど、その点をしっかりと直していければ」とする。

「ストロークで打ち負けない強さと自分からウィナーを取りにいけてたので、最後のゴファンとナダルのテニスが一番理想的なテニスかなと思います」と続けた。

錦織は1年前との違いを、「去年のUSオープンでは、自分の中でも一番いいテニスができていたと思います」と言い、「より安定感が今年は増していると思いますし、1回戦負けが無くなったり、常に週の後半に行けるようになってきているので、マスターズでもモントリオールでベスト4に入れたり、自分の実力が底上げされているのは感じています。それはテニスの面も精神的な面でも良くなっていると思います」とコメント。

選手からのマークに関しては、「特にトップ10、トップ5の選手とやると、だいたい同じことをしてくるので、何となくここにくるんだろうなという読みができやすくなったりしています」と語る。「研究されて嫌なところを突かれてくるというのも、自分自身楽なことではないので、そのおかげで自分の悪いところが見えて、自分が成長できることでもあるので、特に強い選手とやっていくと、より自分のテニスも完成していくのかなと思っています」と自分のテニスへの感覚を話した。

WOWOWでは、全米オープンテニスを8月31日~9月14日まで連日生中継で放送。男子シングルス1回戦の錦織圭対ブノワ・ペールも生中継する。

■放送予定
●全米オープンテニス 大会第1日~デイセッション~
8月31日夜11時55分~午前7:50(WOWOWプライム)※生中継、無料放送
・男子シングルス1回戦:錦織圭対ブノワ・ペール
・男子シングルス1回戦:ノバク・ジョコビッチ対ジョアン・ソウザ

●全米オープンテニス 大会第1日~ナイトセッション~
9月1日午前7時50分~午後3:00(WOWOWプライム)※生中継、無料放送
・女子シングルス1回戦:セレナ・ウイリアムズ対ビタリア・ディアトチェンコ
・男子シングルス1回戦:ボルナ・コリッチ対ラファエル・ナダル
《美坂柚木》

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