バルセロナのFWペドロ・ロドリゲスが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド移籍で個人合意したと英国メディアが伝えた。下部組織からバルセロナ一筋に育ってきたペドロだが、活躍の場を求め新天地に旅立つようだ。
バルセロナは8月11日にセビージャとのUEFAスーパーカップを戦い、延長戦の末5-4で勝利した。決勝点を挙げたのはペドロだった。だがこの試合、ネイマールが体調不良で欠場し先発が濃厚と見られていた中、よもやのベンチスタートだった。
また、テクニカルディレクターのロベルト・フェルナンデス氏が、「ペドロは退団したいと言っている」と発言したことに、「彼の発言は不当だ」と反論する場面もあった。
こうした経緯もあり、「ペドロには試合にでて活躍してほしいけど、なんか切ないな。でも決めたからには応援します」「バルサ的には出しちゃいけない選手な気もするが、ペドロにはコンスタントに出てほしい分、仕方ないのかなという気もする」「ペドロはバルサに残っても出番は限られてるし、移籍には賛成だな」「ユナイテッドの補強ポイントかどうかは別として、戦力にはなると思う」など、退団は致し方ない流れとの受け止め方が多い。
バルセロナはペドロの違約金を2120万ポンド（約41億円）に設定しており、ユナイテッドが支払いに応じればクラブ間合意に達すると見られる。
《岩藤健》
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