8月29・30日に開催される2015SUPER GT第5戦「第44回インターナショナルSUZUKA1000km」で行われる前夜祭でF1マシンとGTマシンが初めてコラボし夕暮れのサーキットでデモランを行う。 毎年、決勝前夜にメインストレートとグランドスタンドで開催されるイベント。今年は日本で現存する走行可能な歴代F1マシンの1台ティレル『019』が登場。1990年に中嶋悟氏とジャン・アレジ氏がドライブ。ここ鈴鹿でも6位入賞を果たすなど数々の名バトルを生み出したマシン。今回は中嶋氏の次男でGT500クラスにも参戦中の中嶋大祐がドライブする。 これに今回は2013年までGT500クラスを戦っていたレクサス『SC430』も登場。現在LEXUS TEAM PETRONAS TOM’Sのエースとして活躍中の伊藤大輔がドライブ。2台とも、夕暮れのサーキットを走ることはもちろん、2台同時にデモランを行うのは珍しいことで、ファン必見の瞬間になるだろう。 この他にも今年の前夜祭は盛りだくさんの内容となっており、現在はSUPER GTでチーム監督を務める元F1ドライバーの中嶋悟氏、鈴木亜久里氏、高木虎之介氏、片山右京氏によるトークショーが開催される他、スペシャルゲストとして全日本選手権スーパーフォーミュラに参戦中の小林可夢偉も登場。元ブリヂストンのF1タイヤ開発を率いた浜島裕英氏とのスペシャルトークショーも行われる。 イベントの最後には決勝レース後の恒例イベントともなっている花火が一足早く打ち上げられるなど、今年の前夜祭は見逃せない内容となっている。観戦チケットは前売りで5700円(大人)で発売中だ。
《吉田 知弘@レスポンス》
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