【高校野球】8点リードを追いつかれた関東一、苦しみながらも2回戦勝利 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【高校野球】8点リードを追いつかれた関東一、苦しみながらも2回戦勝利

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第97回全国高校野球選手権大会6日目、第2試合は関東一(東東京)と高岡商(富山)が対戦。激しい乱打戦を12-10で制した関東一が3回戦進出を決めた。

試合は三回終了時点で関東一が8-0と大量リード。このまますんなり決まるかに思われたが、四回表に高岡商が3番・田越義史から始まる打順で一挙7点を返す猛攻を見せた。

これでまったく先が分からなくなった試合は六回、田越がランナー二塁に置いて同点の適時打を放ち、とうとう高岡商が振り出しに戻す。

追いつかれた関東一は七回裏、連打で1アウト一塁、二塁とし相手の悪送球が出た間に1点を勝ち越した。さらにプロ注目の俊足外野手オコエ瑠偉が犠牲フライを決め、終盤で2点を勝ち越す。

だが高岡商の脅威の粘りは終わっていなかった。2アウト一塁、二塁から田越が2点適時三塁打を放ち再び追いつく。田越は4打数4安打5打点の活躍でチームを鼓舞した。

八回裏に適時打と暴投で三たびリードを奪った関東一。さすがの高岡商もここから追いつく力は残っておらず、九回は無得点に抑えられ敗れた。

これぞ高校野球という先の読めない展開に、「関東一と高岡商の試合はすごかったですね」「どーなるのこの試合と思いながら見た」「甲子園興奮した!高岡商の粘りも見事だったね!」「高岡商の粘りはすごかったですね!」「関東一のオコエ選手は長打3本と打ってからのスピードが速かったです」など、片時も目を離せなかったという声が多い。

オコエは4打数3安打、4打点の活躍。三回には1イニング2本の三塁打を放つなど、身体能力の高さを存分に見せつけた。
《岩藤健》

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